ある会社が設けたオリジナル祝日「なんでも溶かすキックの日」が、斬新で素敵だとTwitterで話題になっている。


「休暇のお知らせ」--6月16日に出社したTwitterユーザーのYuki Makinoさんの目に飛び込んできた1枚の貼り紙。そこには、「6月には祝日が存在せず、大変疲れるため、明日6月17日(金)をオリジナル祝日『なんでも溶かすキックの日』とし、休暇とする。」とのお達しが記されていた。対象者は全ての社員で、備考には「休暇中は各自『なんでも溶かすキック』を打つこと」と記載。さらには、「尚、休暇期間中に出勤した者は解雇処分とする。」と念が押されていた。このお知らせはTwitter上で拡散、「粋なこと」「羨ましい」といった声が寄せられている。


このオリジナル祝日は、ユニークなコンテンツを企画・制作する会社「バーグハンバーグバーグ」のシモダテツヤ社長が、堂々と休むためにでっちあげたもの。毎年6月に設けており、今年は「普段は禁止されている『なんでも溶かすキック』を放つことができる日」という設定だそう。「なんでも溶かすキック」がどのようなものかは不明だが、2014年に設けられた「鉢底に入れる石の日」では、休み前に配布された「鉢底に入れる石」を常に携帯して過ごすというミッションが本当に課せられたという。このほか、2013年は「父の父の日」、2012年は「ヘム鉄の日」、2011年は「国民の屁の日」となっていた。


ちなみに、お知らせの年号が「平成26年」となっているのは誤表記で、間違いなく明日6月17日にバーグハンバーグバーグは「なんでも溶かすキックの日」として休みとなる。


<休暇のお知らせ>




<2014年の「鉢底に入れる石の日」数日前の様子(旧オフィスにて)>