もはや福山に期待ゼロ?フジ『ラヴソング』第8話は7.4%の低空飛行
福山雅治(47)主演のドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系、月曜午後9時)の30日放送回(第8話)の平均視聴率が7.4%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。
今回、ワースト記録の更新は踏みとどまったものの、初回の10.6%以外は1桁代と低迷が続いている。第2話以降も9.1%、第3話が9.4%、第4話は8.5%。第5話が8.4%。第6話と第7話は“月9ドラマ”のワーストとなる6.8%を記録している。
ヒロインを演じる藤原さくら(20)と空一を演じる菅田将暉(23)のキスシーンが盛り込まれた第8話。数々の困難に見舞われながらも前向きに生きるさくらの姿が感動を呼び、若干の視聴率回復となったものの、全話平均では“月9史上最低”が確実な状況となっている。もはや主役であるはずの福山に対する期待感は薄れているようだ。
「フジテレビとしては、前クールに放送した『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でもワースト視聴率を記録している。そのため、これまで視聴率において安定した実績を誇っていた福山に対する期待は大きかったはずです。しかしふたを開けてみれば、前作以上に寒い風が吹いている。もはや低空飛行が確実な情勢です」(週刊誌デスク)
もはや福山以外のキャストによる“見せ場”が売りになるなど、散々な『ラヴソング』。このまま歴史的な失敗作として人々の記憶に残ってしまうのだろうか。
文・橘カイト(たちばな・かいと)※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。