週末に予想されている大寒波、沖縄よりもさらに西、台湾まで影響がありそうです。沖縄にも雪を降らせるような強い寒気が流れ込んで、台湾でも雪が舞う可能性も。旅行や仕事などで渡航を予定されている方、寒さ対策をしっかりなさってください。

週末は日本付近に大寒波が訪れて、戸田予報士の「週末は厳寒 西日本太平洋側で大雪も」の記事にあるように、太平洋側も雪や雨、全国的に厳しい寒さや、西日本で荒れた天気となることが予想されています。
23日夜には上空には、山だけでなく平地でも雪を降らせるような強い寒気が九州の南岸まで南下、24日日曜日には沖縄や、さらに西の台湾まで流れ込む見込みです。


沖縄 39年ぶりの「雪」か

1月の平均気温は那覇17度など、一年を通して温暖な沖縄では雪はめったに降りません。
沖縄気象台によると、沖縄で雪が観測されたのは1977年2月17日に久米島で、雨に雪が交じった「みぞれ」の1度だけ。 ※「みぞれ」は「雪」に分類されます。
この週末、沖縄で雪が観測されれば39年ぶりです。


台湾に雪マーク

tenki.jpの「世界天気」を見ると、安・近・短の海外旅行先として人気の台北に24日に雪マーク。
台湾では標高の高い山で雪の積もることはありますが、平地で雪が舞うことは珍しいこと。台湾から日本へ雪を見るために観光客が訪れるほどです。
もし台北で雪が舞えば、大ニュース!

そして気温もかなり低くなりそうです。台北の1月の平均気温は15度くらいですが、予想最高気温は24日は4度、25日は5度。
台湾の中央気象台では23日の気温が9〜12度の予想で「非常寒冷至寒冷」(非常に寒い)としていますから、5度くらいというのは相当な寒さだと思われます。
ただ、この寒さは一時的。台北では26日からは少しずつ、この時期らしい気温に戻る見込みです。
旅行や仕事などで渡航を予定されている方は、日本にいるのと同じ感覚で寒さに備えておいた方がよさそうです。
今後もこまめにtenki.jpで予報を確認してみてくださいね。