マンU監督、3バック採用は「ヴァーディと岡崎への道を断つため」

写真拡大

 マンチェスター・Uは、28日に行われたプレミアリーグ第14節で日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターと対戦し、1−1の引き分けに終わった。マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督が、クラブ公式チャンネル『MUTV』のインタビューに応じ、同試合で3バックを採用した理由を説明した。クラブ公式サイトが29日に伝えた。

 今節は、MFアシュリー・ヤングとDFマッテオ・ダルミアンをウィングバックに置き、最終ラインはDFパディ・マクネアー、DFクリス・スモーリング、MFデイリー・ブリントの3バックを採用した。

 ファン・ハール監督は、DFフィル・ジョーンズとDFマルコス・ロホの負傷離脱により守備プランを変更せざるを得なかったと話したものの、同システムであれば、FWジェイミー・ヴァーディと岡崎の脅威を無効化できると考えたという。

「DFに負傷者が多いので、そうせざるを得なかった部分はある。だが、戦術を変えた理由には、レスターのプレースタイルもあった」

「ヴァーディと岡崎に繋がる道を断つ必要があった。それが理由の1つでもあったんだ。それに、中盤に1人増やしたことで使えるスペースも増え、試合を圧倒できた。ただ、もっとチャンスを作れなければいけなかった。レスターよりはチャンスも多かったと思うが、十分ではなかった」

「前半は試合を支配できなかったが、後半はできたと思う。だから後半にゴールが生まれる瞬間を待ったが、来なかった。後半にも相手に決定機を与えたが、それはマクネアーが自分をストライカーと思ってしまい、前線に繋がる道を相手に与えてしまったからだ。そこを走られた」

 マンチェスター・Uは次節、12月5日にウェストハムをホームに迎える。