中国メディア・中国新聞網は22日、マレーシアの観光地・センポルナのビーチにて集団で全裸写真を撮影したとして、現地の警察当局が中国人の男1人の身柄を拘束したと報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・中国新聞網は22日、マレーシアの観光地・センポルナのビーチにて、集団で全裸写真を撮影したとして、現地の警察当局が中国人の男1人の身柄を拘束したと報じた。

 記事は、センポルナで外国人観光客が全裸で撮影したと思われる画像がネット上で拡散、現地警察当局が今月15日に投書を受け、国際刑事警察機構の協力のもと撮影者についての捜査を行ったと伝えた。

 そして、現地メディアの報道としてセンポルナの警察関係者が「21日に30歳あまりの中国人の男を拘束した」と語ったことを紹介。この男が写真撮影に参加した観光客の1人だったことへの確信を持っているとした。なお、この男はプロのダイビングインストラクターであり、ダイビングをはじめとする中国人観光客による現地観光の手配を担当していたという。

 ネット上に拡散したとみられる複数の画像には、数人の女性が海岸でビキニの上部を脱いで後ろ向きに立つ姿や、数人の男性が全裸でビーチや船の舳先に後ろ向きに立ったり、局部を隠すようにポーズを取る姿が写っていた。

 記事はまた、同国内では5月30日にキナバル山を訪れた外国人登山者の男女10人が、制止を聞かずに衣服を脱いで写真撮影を行ったことを紹介。その後現地警察に逮捕されたうえ、起訴されたことを伝えた。

 言葉を失うほど美しい海がもたらす開放感につられて「生まれたままの姿」になりたがる、という気持ちにかられたのだろうか。しかし、モラルとマナーはわきまえなければ、それなりの代償を支払うことになるということを覚えておかなければならない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)