厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、2014年の現金給与総額が4年ぶりに増加したことが分かった。14年の1人当たり月平均の現金給与総額は前年比0.8%増の31万6694円で、4年ぶりに増加に転じた。ただ、物価変動を考慮した実質ベースでは前年同月比2.5%減だった。業種別に見ると、複合サービス事業37万3174円(前年比4.0%増)、電気・ガス業53万9797円(同3.2%増)、不動産・物品賃貸業