厚生労働省が過重労働などが疑われる事業所に重点監督を行った結果によると、8割以上の事業所で法令違反があったことが分かった。2014年11月に、過労死に関する労災請求や若者の「使い捨て」が疑われる4561事業所に重点監督を行ったところ、何らかの労働基準関係法令違反が確認できたのは3811事業所(83.6%)だった。違反内容では「違法な時間外労働」(2304事業所、50.5%)、「賃金不払残業」(955事業所、20.9%)が多かっ