東京商工リサーチの調べによると、今年度上半期の企業倒産が1990年度以来の低水準となったことが分かった。負債額1000万円以上の今年4〜9月の企業倒産件数は5049件で、前年同期に比べ8.3%減だった。上半期としては6年連続の減少で、近年では1990年度(3070件)に次ぐ少なさだった。負債総額は9078億2000万円で、前年同期に比べ49.5%の大幅な減少となった。負債総額が1兆円を下回ったのは1990年度(7925億8100万円)以来。