経団連が会員企業を対象に実施した調査によると、厳選採用や内定辞退の増加によって、今年の新入社員の採用数が減少した企業が3割に上ったことが分かった。回答企業の7割以上が従業員数1000人以上の大企業。前年(2013年4月)入社に比べた新卒採用数を聞いたところ、「増加」(44.4%)、「減少」(29.1%)、「変化なし」(25.1%)となった。大企業は業績回復を背景に高い採用意欲を見せていたが、回答企業の約3割が採用数を