厚生労働省が発表した6月の毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、基本給にあたる所定内給与が2年3カ月ぶりに前年同月を上回る水準となったことが分かった。6月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.4%増の43万7362円となり、4カ月連続で増加した。業種別に見ると、電気・ガス業95万9469円(前年同月比8.8%増)、複合サービス業55万9662円(同5.2%増)、不動産・物品賃貸業51万9636円(同5.1%増)、