中央最低賃金審議会は、今年度の最低賃金額改定の目安について、全国平均で16円の引き上げとすることを厚生労働相に答申した。16円の引き上げは昨年度(14円)に続いての2桁増額で、全国平均の最低時給は780円となる。引き上げ額の目安は、各都道府県を経済実態に応じてABCDの4ランクに分けて示されており、Aランクは19円(昨年度19円)、Bランクは15円(同12円)、Cランクは14円(同10円)、Dランクは13円(同10円)となって