帝国データバンクが実施した賃金動向に関する企業の意識調査によると、今年度に賃金改善を見込む企業が増加したことが分かった。正社員の賃金改善(ベースアップ、賞与・一時金の引き上げ)が「ある(見込み)」と回答した企業は、前年調査を7.1ポイント上回る46.4%で、2006年の調査開始以来で最高の水準となった。一方、賃金改善が「ない(見込み)」と回答した企業は29.0%で、前年調査を3.3ポイント下回った。業界別に