厚生労働省が発表した2012年の雇用動向調査結果によると、雇用の流動性を示す延べ労働移動率が3年ぶりに上昇したことが分かった。2012年の入職者は676万人、離職者は673万人。入職率(年初の常用労働者数に対する入職者数の割合)は14.8%、離職率(年初の常用労働者数に対する離職者数の割合)は14.8%で、前年と比べ入職率は0.6ポイント、離職率は0.4ポイント上昇した。雇用の流動性を示す延べ労働移動率(入職率+離職率