近ごろ日本企業の課題としてよく指摘されるのが、「グローバル企業への脱皮」だ。素材メーカー、電子デバイスなど部品メーカー、さらに、工作機械、自動車や電気製品メーカーなどを中心に、日本企業には世界中に商品を輸出し、売上の半分が海外という企業も少なくない。しかし、これらの企業が“グローバル企業”か?と問われた時、自信をもって「もちろんさ」と言える状態にはない。なぜだろう?なぜ海外でも名の通った有名大企業