国内リーグ16連勝のインテルが、本拠地サン・シーロにバレンシアを迎えた一戦は、前半こそ予想どおりの内容に終始したが、90分を過ぎたころには、思わぬ結果が残されていた。ホームチームは、フィーゴ、イブラヒモビッチの優れたキープ力と突破力で、少ないパスからフィニッシュにつなぐという、効率の良い攻撃でシュートの山を築いていく。29分には、フィーゴのFKから、オフサイド気味ながらもカンビアッソが頭で詰めて、先