石破茂首相(右)と森山裕幹事長自民党は派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、旧安倍、旧二階両派議員らによる政治資金収支報告書への不記載相当額を国庫に寄付する方向で調整に入った。総額で7億円程度に上る見通し。衆院選の大敗を受け、党として一定のけじめをつける必要があると判断した。複数の関係者が11日明らかにした。石破茂首相と森山裕幹事長が10日に公邸で対応を協議した。早ければ年内にも寄付する。党本部