アーチェリー男子で今夏のパリ大会まで6大会連続で五輪に出場した古川高晴(40)が21日、今月末の全日本選手権を最後に現役を引退すると表明した。所属する近大で行われた記者会見で、「(競技を始めてからの)25年間、手を抜かず、成長し続けられたことが誇り」と晴れやかな表情で語った。今後はコーチとして学生を指導する。昨夏の世界選手権の個人戦で2回戦敗退し、「若い選手に道を譲り、経験を積んでもらいたい」