地方競馬で競走馬の世話をする外国人の厩務(きゅうむ)員が急増している。6年前から採用が始まり、現在は340人を超える。背景には、深刻ななり手不足がある。(南部さやか)英国や豪州でも経験あり競走馬をトレーニングする兵庫県西脇市の県立西脇馬事公苑で8月半ば、インド人厩務員が競走馬にシャワーで水浴びをさせていた。5人のインド人を雇う調教師の長南和宏さん(53)は、簡単な英語と身ぶり手ぶりで指示を出す