1974年ドラフトで阪急が山口高志を2番クジで指名、中日は3番クジだった中日元外野手の法元英明(ほうもと・ひであき)氏は1968年シーズン限りで現役を引退し、スカウトに転身した。2000年に退職するまで、2軍監督などを務めた時期を除き、フレッシュな人材を発掘してドラゴンズに送り込んだ。関わった選手は1975年ドラフト1位の田尾安志外野手ら41人。まさに伝説のスカウトだが、いまだに獲得を逃したことを悔しがる選手がいる。