気温11度。18時の試合開始時からコートを着ても寒いほど冷え込んだ4月3日のベルーナドームで、高卒4年目右腕・山下舜平大(オリックス)が西武戦で今季初登板を迎えた。約1年前の3月31日、同じ場所で山下はスポットライトを浴びた。一軍初登板で開幕投手を務めるのは、オリックスでは1954年の梶本隆夫(阪急)以来69年ぶりの大役だったからだ。結局、昨シーズンの山下は16試合に登板して、9勝3敗、防御率1.61という抜