10日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.55ポイント(0.54%)安の2877.70ポイントと反落した。終値ベースで、2020年5月以来の安値水準に落ち込んでいる。中国経済の鈍化が懸念される流れ。世界銀行は9日、最新の世界経済見通しを公表し、うち中国の経済成長率が23年の5.2%から24年の4.5%まで減速すると予測した。また、影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題