大野豊氏は1978年5月3日に王貞治氏と初対戦…目力に圧倒された初対戦で足が震えた。元広島のレジェンド左腕・大野豊氏(広島OB会長、野球評論家)はその日のことを鮮明に覚えている。1978年5月3日、敵地・後楽園球場での巨人戦。打席には世界のホームラン王、一本足打法の王貞治内野手がいた。「デビュー戦でも震えることはなかったのに……。プロに入ってあんなふうになったのは、初めてでしたねぇ」。理由は王氏の鋭い眼光だっ