素材メーカー・帝人の業績が低迷している。内川社長は「ほとんどの事業が計画通りいかず下振れしている」と危機感をあらわにする(記者撮影)素材メーカー・帝人の2022年度(2023年3月期)の営業利益はこの10年で最低の128億円(前期比70.9%減)となり、減損特損もあって176億円の最終赤字に沈んだ。苦境の中、「将来的な成長の核」に位置付けながら赤字続きの複合成形材料について、2023年度(2024年3月期)に改善しなければ事業