ソフトバンクグループは強弱観対立のなか、前日終値近辺で売り買いを交錯させている。23年3月期は最終損益が9700億円あまりの赤字となるなど厳しい決算を強いられたが、前の期との比較では赤字幅が縮小している。そうしたなか、22日に子会社の米投資ファンドをアブダビ政府系ファンドに売却で合意したことが伝わっている。これは財務改善に向けた取り組みの一環と捉えられ、株価面ではポジティブに評価されやすい