12日の債券市場で、先物中心限月6月限は反落した。米国市場で長期債相場が下落(金利は上昇)したことが重荷となった。3月の米消費者物価指数(CPI)の公表を控え様子見姿勢が強まるなか、先物に対しては日銀の金融政策修正を巡る思惑の後退に伴い、前日に上昇した反動売りも出た。 日本時間で今晩公表予定の3月の米CPIの市場予想は、コアで前年同月比5.6%上昇と、2月の伸び率を上回るとの見方が優勢。一方