演出家で映画監督だった蜷川幸雄氏は、多くのジャニーズタレントを一流の舞台俳優に育て上げた。古くは東山紀之、男闘呼組時代の岡本健一、SMAP時代の木村拓哉、V6時代の森田剛と岡田准一。嵐・松本潤や生田斗真もスパルタ稽古に耐えて、より大きく成長した。晩年、車いす生活になった蜷川氏が演出したのは、KAT-TUN・亀梨和也と高畑充希主演の「青い種子は太陽の中にある」。15年に上演された同作は、寺山修司の戯曲を舞台化