2022年のF1は、このハンガリーGPでシーズン前半戦が終わって夏休みに入る。その直前に、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)が2022年かぎりでの引退を表明した。妻や子どもなどF1よりも大切なものが増え、このままF1中心の人生でいいのかという疑問がどんどん大きくなってきたといい、発表の前日に決意したという。「この決断が正しいかどうかは、すぐにはわからないだろう」とベッテルは言うが、その表情は晴れやか