(リベラルタイム 2022年2月号掲載)日本財団理事長尾形武寿昨年秋の衆議院議員選挙は事前の予想と大きく異なる結果となった。苦戦が予想された自民党は公示前の議席を下回ったものの絶対安定過半数の261議席を確保し、衆院選を「政権選択選挙」と位置付けた立憲民主党は110議席から96議席に後退した。代わりに日本維新の会が11議席から41議席に躍進し第三党に躍り出た。メディアの分析は事前の世論調査、当日の出口調査とも近年