2020年は北朝鮮にとって踏んだり蹴ったりの1年だ。国際社会の制裁でただでさえ苦しいところに、例年よりさらにひどい自然災害、そして新型コロナウイルス。北朝鮮国内に複数いるデイリーNKの内部情報筋からは、その苦境を知らせる情報が相次いで届いている。そのしわ寄せは、より脆弱な階層に来ている。コチェビ(ストリート・チルドレンやホームレス)がその代表格だが、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が取り上げたのは