日本人男性と結婚しているのに、在留許可を与えず、国外退去処分とした東京入国管理局の処分は違法だとして、千葉県在住の中国人女性(65)が、国を相手取り、処分の取り消しを求めていた訴訟で、東京地裁(清水知恵子裁判長)は6月21日、処分の取り消しを命じる判決を下した。判決後、女性は都内で記者会見を開いて、「家族みんなで、静かな生活ができるようにしたい」と話した。●夫婦は「同居」していない時期があった争点は、