今春卒業した大学生の就職率が過去最高となったことが、厚生労働省と文部科学省の就職内定状況等の共同調査で分かった。両省の発表によると、4月1日現在の大学生の就職率は98.0%で前年同期を0.4ポイント上回った。4月1日現在の就職率としては7年連続の上昇で調査を開始した1997年以降で過去最高となった。リーマン・ショック後の雇用環境の悪化で就職率が最も落ち込んだのは、2011年3月卒の91.0%。以降、年々上昇し、2017