物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.8%増となったことが、厚生労働省が発表した3月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。3月の一人当たりの平均現金給与総額は28万4464円で、前年同月比が2.1%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は1.3%増の26万4233円で、所定内給与は1.3%増の24万3968円、所定外給与は1.8%増の2万265円。特別に支払われた給与は、12.8%増の2万231円