物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.5%減となったことが、厚生労働省が発表した2月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。2月の一人当たりの平均現金給与総額は26万6466円で、前年同月比が1.3%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.9%増の26万1319円で、所定内給与は0.9%増の24万1532円、所定外給与は1.0%増の1万9787円。特別に支払われた給与は、33.0%増の5147円