物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.9%減となったことが、厚生労働省が発表した1月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。1月の一人当たりの平均現金給与総額は27万1640円で、前年同月比が0.7%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.3%増の25万8126円で、所定内給与は0.2%増の23万8811円、所定外給与は増減なしの1万9315円。特別に支払われた給与は、9.3%増の1万3514