厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、2017年の実質賃金は減少していることが分かった。5年ぶりに増加した昨年から一転して0.2%減となっている。17年の1人当たり月平均の現金給与総額は前年比0.4%増の31万6907円で、4年続けて増加した。物価変動を考慮した実質ベースでは前年比0.2%減と減少した。業種別に見ると、鉱業・採石業等33万3638円(前年比3.7%増)、金融業・保険業47万733