中央最低賃金審議会は、今年度の最低賃金額改定の目安について16〜19円とすることを決めた。全国平均の引き上げ額は18円で比較できる2002年以降で最大。3年連続の2桁増額となり、最低賃金は現在の780円から798円となる見通し。引き上げ額の目安は、各都道府県を経済実態に応じてABCDの4ランクに分けて示されており、Aランクは19円(昨年度19円)、Bランクは18円(同15円)、Cランクは16円(同14円)、Dランクは16円(同13円)