厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)によると、5月の1人当たりの現金給与総額は前年同月比0.6%増の26万8389円だった。実質賃金は同0.1%減となり、25カ月連続の減少となった。現金給与総額を業種別に見ると、金融業,保険業43万9330円(前年同月比8.1%増)、建設業33万8051円(同4.5%増)、情報通信業39万4911円(同2.2%増)などが増加した。一方、不動産・物品賃貸業29万7151円(同6.9%減)