今年3月に大学を卒業した学生の就職率が4年連続で改善したことが分かった。厚生労働省と文部科学省が就職状況等を共同で調査し、4月1日現在の状況を取りまとめた。両省の発表によると、大学生の就職率は96.7%で前年同期を2.3ポイント上回った。大学生の就職率はリーマン・ショック後の雇用悪化で2011年3月卒が91.0%まで落ち込んだが、その後4年連続で改善し、今年はリーマン・ショック前の2008年3月卒(96.9%)にほぼ並ぶ