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一般社団法人「アンチエイジング医師団支援機構」(東京都中央区)と、J-CASTニュースなどを運営するジェイ・キャスト(東京都千代田区)は2015年4月1日、新しいエイジングについて考える専門ニュースサイト「Aging Style(エイジングスタイル)」をオープンさせた。医師や専門家らが一般に向けて開設した初めてといえる「メディア」で、信頼できる情報を幅広く伝えていく。

ライフスタイル全般が情報のフィールド

「Aging Style」の最大の特長は、医療の専門家が自ら発信する情報を得られることだ。データや情報を豊富に持つ医師らは、企業やメディアの依頼を受けてコメントを出したり執筆したりということはあったが、主体的に情報を発信するエキスパートは多いとはいえなかった。

現代では、健康や美容、医療情報への関心も高まり、ネットでの情報拡散力も強まっている一方、あふれる情報に取捨選択ができず健康を害したり、医療トラブルに遭う例もしばしばみられるようになっている。そうした状況の改善を目指してアンチエイジング医師団とメディアプロバイダーのジェイ・キャストが共同でニュースサイトを立ち上げた。

医師団によれば健康については、実は医療がサポートできる部分は少なく、普段の生活の質の向上が重要という。「Aging Style」では、医療や健康情報だけでなく、それらの周辺のライフスタイル全般についてフィールドとし、同サイト名を採用した。

「Aging Style」で、情報発信を予定しているのは、多くの著名な医師を含む専門家31人。さらに増えることが見込まれている。

■アンチエイジング医師団 「最先端の安全な医学/医療情報の提供と実践」のために結成された医師集団。予防医学/医療、美容、ライフスタイル、コミュニケーションなど幅広い分野から考えられた「前向きに年を重ねるための処方箋」の提案を行っている。アンチエイジング医師団の所属医師は7名。ほかにも多くの専門分野を網羅するために顧問団を形成し、現在24名の医師や専門家が所属している。企業のコンテンツや商品の監修業務も行っている。