全国求人情報協会がまとめた2月分の求人広告掲載件数等集計結果によると、求人メディア全体の広告掲載件数は前年同月比18.7％増となったことが分かった。

　求人メディア全体の広告掲載件数は前年同月比18.7％増の110万1462件で、59カ月連続の増加となった。前月比は14.2％増。

　メディア別に見ると、有料求人情報誌4万4182件（前年同月比15.7％減）、フリーペーパー36万4468件（同8.7％増）、折込求人紙9万2057件（同10.1％減）、求人サイト60万755件（同37.3％増）。

　有料求人情報誌は15カ月連続の減少、折込求人紙は3カ月連続の減少となった。一方、求人サイトは2カ月ぶりに前年同月比30％を超える増加となった。

　地域別に見ると、北海道・東北4万9294件（前年同月比8.4％増）、関東・甲信越18万1116件（同1.1％減）、中部・北陸6万7996件（4.7％増）、近畿9万2517件（同2.3％減）、中国・四国3万5688件（同9.2％増）、九州・沖縄7万4096件（同6.9％増）となった。関東・甲信越と近畿は、ともに3カ月連続の減少となった。

2月の有効求人倍率1.15倍､完全失業率3.5％
大学生の就職内定率86.7％､リーマン・ショック前の水準まで回復
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