超激安のメガネをお金を使わずに購入可能なカオスすぎるアウトレット「老眼めがね博物館」
東京都豊島区にある「老眼めがね博物館」は、博物館という名前が付いていますが、老眼鏡や眼鏡、サングラスなどを専門に扱うアウトレットです。ただし、ただのメガネ屋ではなく、激安どころか超激安と言っても過言ではないくらい低価格の商品ばかりを扱っており、さらに、お金を使わなくとも買い物ができるという、とんでもないシステムになっているとのことなので、実際に行ってみました。
老眼めがね博物館
http://rougan-megane-hakubutsukan.com/
JR東日本・池袋駅を出て明治通りを下り、東通りに入って歩いていると、異質な雰囲気を醸し出している老眼めがね博物館を発見。
看板の上にある壁にびっしりと並んでいるのは……
サングラスです。すさまじいくらいの数のサングラスが飾られており、言葉が出てきませんでした。
お店の外でサングラスが陳列されているので、じっくり見ていきます。
白樺セレブのホワイトサングラスという購入するのに年齢確認が必要な商品を発見。21歳から49歳までの女性限定販売で、値段は295円。
コレが白樺セレブのホワイトサングラス。ただの白ぶちのサングラスにも見えます。
牛丼の大盛りではなく、サングラスの大盛り。
サングラスがゴシャッと詰められています。値段は一山395円。割引前の値段が6000〜1万円というから驚きです。
2年間で1本しか売れなかったというサングラスは1つ150円。
見た目は至って普通の色なしサングラスです。
サングラスではなくゴーグルも売っています。
ゴーグルは噴火灰から目を守るためのものでした。いろいろツッコミどころがありすぎて……。
ジョン・レノンに近づけるというサングラスは、老眼鏡博物館では高めの495円。それでも安いです。
お店の外でサングラスではないメガネを発見。モテ(ダテ)めがねという名前で290円です。
「牛丼価格にしました」という訳の分からない宣伝文句のサングラスは280円。時々価格が変わるそうです。
これが牛丼価格にされたサングラス。
おそらく最安値であろうサングラスを見つけました。値段は驚きの9円。
9円のサングラスはマニキュアのような形状の入れ物に入っています。
入れ物を開けると中からかなり細めのサングラスが出てきました。
店外に陳列されている商品をじっくり見た後は、お店の中へ入ってみます。
お店を入ってすぐのところには、店名にもなっている老眼鏡が並んでいました。手前に陳列されているのが男性用で……
男性用老眼鏡の裏側に並べられているのが女性用の老眼鏡です。
老眼鏡は度数ごとにきちんと陳列されています。
外にあった安すぎるサングラスや眼鏡とは違い、値段は1000円以上のものがほとんど。それでも価格設定はかなり低め。
度数選びの目安。
老眼鏡はある程度の値段がするのだな、と思っていたのもつかの間、48円の老眼鏡を見つけました。度数のかたよりや、運搬中についた傷がついているため、48円という安さを実現できているとのこと。
手に持って48円の老眼鏡を見てみましたが、商品の状態に問題があるようには見えませんでした。
老眼鏡博物館では時計の修理も受け付けています。
フラーッと店内を見ていると、今はなき精工舎のレトロな時計を発見。
なお、お店の外だけではなく、店内の壁にもサングラスが所狭しと飾られています。
天井にもサングラスがビッシリ。展示しているサングラスの数は1万個以上あるそうです。
店内には老眼鏡だけでなく、サングラスやメガネも販売されています。ハレー彗星対策のサングラスは495円。なお、ハレー彗星が次に地球に接近するのは2061年夏頃と考えられています。
火野正平さんや秋野暢子さんが使用しているというクリック・リーダーは4950円です。
パリコレクションのサングラスは現品処分で350円。
老眼めがね博物館のすごいところは、メガネを買うのにお金を支払う必要がないところ。切手、印紙、図書カード、JCB/VISAのギフトカードなどで支払いが可能になっています。
ということで500円の図書券で本当に眼鏡を購入してみます。
買ってみるのは290円のモテめがねと……
150円のサングラスです。
サングラスとメガネで合計440円。図書券で買う場合はおつりが当然ながら出ません。60円なら仕方ないかと諦めかけたところでしたが……
老眼めがね博物館なら60円以下の商品は多数あるので問題なし。
ということで500円の図書券でサングラスとメガネ、メガネクリーナーを購入できました。老眼めがね博物館は、買い物をしなくてもメガネを見ているだけで楽しくなってしまうカオスなお店です。メガネも、確認した限り最安値のモノなら9円からあるので、緊急時用にいくつか買っておいてもよさそうです。