米労働省が発表した2月の雇用統計によると、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整値)が前月に比べ29万5000人の増加となった。

 前回発表時から下方修正された1月(23万9000人増)に比べ増加幅が拡大し、事前の市場予想(24万人増程度)も上回った。

 民間部門は28万8000人増で、レジャー(6万6000人増)、企業向けサービス(5万1000人増)、医療(3万2800人増)、小売(3万2000人増)、建設(2万9000人増)など幅広い業種で増加した。政府部門は7000人の増加。

 1月の雇用者数は23万9000人増(前回発表25万7000人増)に下方修正された。

 一方、2月の失業率(軍人除く、季節調整値)は5.5%で前月から0.2ポイント低下した。

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