12月11日、来年ホンダとタッグを組むF1チーム、マクラーレンが来季のドライバーを発表したが、レギュラー・ドライバーから降格することが明らかになったケビン・マグヌッセン選手のツイートが「切な過ぎる」とファンの間で話題となっている。

マグヌッセン選手は「言葉は要らないだろ……」とツイートに落胆をにじませているが、一方で「#NeverGiveUpOnTheDream=夢を諦めない」というハッシュタグを付け、さらに『ターミネーター』の画像も添付している。

これは、アーノルド・シュワルツェネッガーの有名なセリフ「アイル・ビー・バック」を意味していると思われ、「絶対にF1に戻って来る」という強い意志も感じられる。




F1ファンが集まる海外のネット掲示板「reddit」には、「頑張れケビン。今年のレースも悪くなかったからすぐに戻ってこられるはずだ」「マクラーレンの将来は君の力にかかっている。これからも戦い続けて驚かせてくれ」「ファンは待っているから」といった激励の言葉が相次いだ。

マクラーレン・チームでは、ベテランのバトン選手と若手のマグヌッセン選手のどちらをレギュラードライバーにするかで最後まで揉め、取締役会が紛糾したとも伝えられている。

来年1年目を迎える「新生マクラーレンホンダ」にマグヌッセン選手はテストおよびリザーブ・ドライバーとして参加する予定だ。早くも日本のGTレースに参戦する噂も流れており、次期ホンダのエースとして、これから日本にゆかりのあるドライバーになるかもしれない。