「LAMBORGHINI AVENTADOR LB-LP700KM」(Landmice、ツクモパソコン本店)

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1970年代に、子供たちの間でスーパーカーがブームになった。もちろん本物ではなく、消しゴムやプラモになったものをコレクションして楽しんでいた。それから数十年たち、とうとうスーパーカー仕様のマウス・キーボードが登場。これは当時スーパーカーにハマった世代にとって、喉から手が出るほどほしいアイテムかもしれない。

今回発売されるのは、「LAMBORGHINI AVENTADOR LB-LP700KM」(Landmice、ツクモパソコン本店)。ランボルギーニのスポーツカー「アヴェンタドール LP 700-4」の形をしたマウスと、エンブレムが入ったキーボードのセットなのだ。
「アヴェンタドール LP 700-4」といえば、最高時速350キロ、時速100キロまで加速するのに2.9秒しかかからない(いずれも公称)というモンスターマシン。スーパーカーのマウスは以前からあったのだろうか。

「そのようなマウスは以前から存在していたのですが、今回のようにキーボードのセットというのは珍しいと思います」(ツクモ担当者)
そうだろうなぁ、筆者も見たことなかった。

「おかげさまで売れ行きは好調で、予約もたくさんいただきました」(同)
やはり、車好きの人にはたまらない逸品というわけだ。

マウスは触れると、ヘッドライト、テールライトが点灯するようになっており、造形的にもよくできている。ワイヤレス接続で、使用感は軽くてなかなかよいと思った。キーボードは、中央に入ったエンブレムとマウスのカラーに合わせてイエローブラックとなっている。

カラーはイエローのほか、ブラック、ホワイト、レッドがある。それにしても、イエローモデルはとても鮮やかだ。どこに置いても目立ちそう。これだけ統一感のある仕様。あとは液晶モニターやパソコン本体もそろえてもらいたいところだが、残念ながら今のところ存在しない。

しかし、このような有名自動車ブランドのマウス・キーボードが人気というのは正直ちょっとおどろき。ほかにもフェラーリ、メルセデス、BMWといったモデルのセットもそろえてもらえれば、もっとカーマニアの心をときめかすことだろう。

今後、このようなマウス・キーボードは自動車ジャンル以外でもいろいろつくれそう。
「自分でキーボードに好きなデザインをペインティングするのもいいと思いますよ」(同)
というように、既存のデザインをこえたオリジナルデザインのキーボード・マウスを自作するのも良いのでは。筆者としては、自分で撮った写真をもとに、キーボードをデザインするといったこともありだと思う。

ランボルギーニ、今見てもとてもカッコイイ。子供時代を思い出して、ちょっとウキウキしてしまう自分がいた。いつまでも飽きない、そんな魅力を持っているのがこうしたスポーツカーなのだろう。
(羽石竜示)