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●au IDって何?au IDは、auのサービスを利用する際に必要となるユーザー固有のIDだ。利用者にとって便利なサービスが使えるようになるが、それにはどのようなものがあるのだろうか。また、その登録方法はどうしたらよいのだろうか。au IDの登録方法からパスワードを失念した際の対処法まで紹介する。

○au IDとは?

「au ID」とは、auのサービス全般を利用するために必要なユーザー固有のIDのことである。デフォルト(初期状態)では、利用中のau携帯電話番号がau IDになっている。オンラインサービスを利用する際には、このau IDと「ログインパスワード」がペアで必要になることが多い。ログインパスワードとは、ユーザー自身が設定した英数字混合の8〜32桁の文字列だ。

・au ID

ユーザー固有のID。デフォルトでは携帯電話の番号。ログインパスワードとペアで必要になることが多い

・ログインパスワード

ユーザー自身が設定した英数字混合の8〜32桁の文字列

次ページではau IDが何に使えるのかを見ていこう。

●au IDで様々なサービスが利用可能に○何に使えるの?

au IDを登録すると「お客さまサポート」で請求金額の確認が可能になるほか、「auスマートパス」の利用、auケータイの利用料金と合算してコンテンツの料金を支払える「auかんたん決済」の利用などが行えるようになる。話題の電子マネーサービス「au WALLET」の登録にも、このau IDが必要だ。

au IDを登録すると、

・お客さまサポートの利用・auスマートパスの利用・auかんたん決済

などが利用できる

○登録の方法

au IDは、auスマートフォン/iPhone/ タブレット/PCいずれのデバイスからも簡単に登録できる。Androidスマートフォン/ タブレットの場合、「au ID設定」アプリから登録する。この際、本人確認のための暗証番号(セキュリティパスワードとau IDパスワード)が必要になる。セキュリティパスワードとは「半角数字4桁のau暗証番号」のこと。新規契約時に、ショップ店頭で受け取った「お客さま控え」で確認しよう。

・セキュリティパスワードとは

au暗証番号(半角数字4桁)のこと

iPhone、Windows Phoneの場合はSMS(i)/Cメールを使ってau IDを登録する。iPadの場合は4G LTE経由で、au電話番号(データ通信契約番号)と暗証番号を入力してau IDを登録する。PCの場合は、専用フォームにau IDとパスワード、ニックネーム、秘密の質問等を入力して登録する。

●パスワードを忘れたら○au暗証番号が分からない

セキュリティパスワード(au暗証番号)を忘れた、お客さま控えも見当たらない、という人は"KDDIお客さまセンター"に電話で問い合せることで、暗証番号が記載された書面を取り寄せることができる。

au携帯電話からは157(無料)、au以外の携帯電話・一般電話からは0077-7-111(無料)、上記番号が利用できない場合は0120-977-033。オペレーター対応の受付時間は9時から20時までとなっている。

またauショップで新しい暗証番号に変更することも可能だ。必要書類(運転免許証・パスポート・健康保険証・学生証などの本人確認ができる書類)と、auケータイ本体(auICカード対応機の場合は、本体+auICカード)、認印が必要。契約者本人が来店することが必須となっている。

○パスワードを忘れた

au IDのログインパスワードを忘れてしまった場合は、新しく設定し直すことで解決できる。最も簡単なのが「au ID設定」アプリを立ち上げ、「パスワードを忘れてしまった」からパスワードの再設定を行う方法だ。

このほかauのホームページでは、パスワード再設定の画面に遷移できるQRコードが用意されている。参考までに、以下にスクリーンショットを掲載する。

なお、パスワード再設定の際にはau暗証番号が必要になる。このau暗証番号の入力は、同日中に3回間違えると、翌日までサービスが利用できなくなる仕様。入力の際は、くれぐれも間違えないようにしたい。

○auユーザー以外でもau IDは取得可能?

au スマートパス、au WALLETなどauユーザー限定のサービスが人気を集めている。他キャリアのユーザーがau IDを取得し、これらのサービスを利用することは可能なのだろうか。KDDI広報に確認したところ「(これらのサービスは)auユーザーの満足度を高めることを目的にしています」との返事。このためau IDもau携帯電話や、auひかり電話などの契約者のみが取得できるとのことだった。

ちなみにau WALLETについては、キャンペーンページにカードの発行対象者などの詳細が掲載されている。気になった人は確認してほしい。

(近藤謙太郎)