渋谷や新宿よりも複雑でなく、確かに便利!

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東京で住みたい街といえばナンバーワンは吉祥寺っていうイメージありますよね。ところがある会社のデータでは「2013年上半期 全国人気の街ランキング」の「住みたい街」第1位が、池袋になったそう。これはどういうことなのか、調べた会社に聞いてみた。
この会社は、HOME'Sという不動産住宅情報サイトを運営する株式会社ネクスト。さっそく担当者さんに伺ってみました。
――住みたい街の1位が池袋って本当ですか?
「本当です。弊社は、不動産物件サイトなので、実際に物件に問い合わせをした記録を集計しているんです。見に行きたいとか、物件の写真を送ってほしいとか、何かコンタクトをとりたいと不動産会社に問い合わせした数を集計したものです。問い合わせ数が一番多かったのが池袋です」(同担当者さん)

――吉祥寺が人気の街の1位だという気がしていましたが、そのへんはどうなんでしょうか?
「弊社の調査は、イメージ調査ではなく実際の数の集計になります。2011年からずっと半年ごとに毎回行っているが、毎回1位は池袋になっています」(同担当者さん)

――池袋が選ばれる理由は何かあるんでしょうか?
「街としてのバランスの良さですね。ランキングにはイメージの良い街が常にランクに出てくると思いますが、イメージの良い街は家賃や生活費の高い街なのです。実際に住むとなると、家賃や通勤時間を考えると思うのですが、そこは住まいさがしに外せないポイントになってきます。他社さんの調査とは違って、より実態に近い結果だと思っています」(同担当者さん)

実際のメリットを上げてみると、池袋は山手線内でアクセスが良く、首都圏の中でもターミナルとしてトップにあがります。街も整備されて明るく、環境もととのっているにも関わらず家賃が安いという点も。
「たとえば一人暮らしの方だと間取りはワンルームや1Kに住むことになりますが、渋谷新宿で住もうとすると軽く10万円超えてしまう。しかし池袋では8万円代で見つかる。他のターミナルにくらべてぐっと家賃が手頃になってくるのが、引越し先の候補に上がる理由でしょう」(同担当者さん)

池袋は、新宿に次いで一日の乗降客数が日本第2位を誇るターミナル駅にもかかわらず、まだ再開発の途中。
住環境としては発展途上で整いつつある状態だということでしたが、まだまだ家賃が安い今のうちが狙い目なのかも!?
(カシハラ@姐御)