ヒョンビン「『シークレット・ガーデン』以来3年ぶり…期待と緊張が共存した『逆鱗』撮影現場」

写真拡大 (全2枚)

「最後の撮影はSBSドラマ『シークレット・ガーデン』…『逆鱗』で3年ぶりに撮影現場に行った」

2日の午前、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマ建大入口(コンデイック)店で映画「逆鱗」(監督:イ・ジェギュ、制作:チョイスカットピクチャーズ)の制作報告会が開かれた。

軍除隊後初めての作品として「逆鱗」を選んだヒョンビン。3年ぶりに復帰した彼は混乱した情勢の中で王権を守らなければならない悲運の王、正祖(朝鮮王朝の第22代目の王)に変身、デビュー以来初めて時代劇に挑戦する。

ヒョンビンは「軍入隊前、最後の撮影がSBSドラマ『シークレット・ガーデン』だった。その後『逆鱗』で3年ぶりに撮影現場に行った。軍隊の中ですごく演技がしたかったため、実際に撮影現場に戻ると期待と緊張が共存していた」と話した。彼は「とても出演したかった映画で、求めていた瞬間だった。初めての撮影の時気分が本当に良く、また上手にやりたいという思いが大きかった。その感情が表れるかとても心配だった。出来るだけ抑えて、表出しないように努力した」と答えた。

彼はこれまで数多くの作品で見せられてきた正祖に対する懸念と心配を自信で乗り越えた。「これまで正祖を取り扱った作品がたくさん出たが、僕は気にせず、他の作品を探してみようとしなかった」とし、「正祖という人物があまりにもドラマチックで様々な作品で紹介されたが、『逆鱗』はこれまで正祖を取り扱った作品とは違う」と自信した。

続いて「正祖の最も忙しい一日を見せられるはずだ。必ず生きなければならないし、自身の政権を守らなければならない。また、自身の味方を守らなければならない正祖の部分がこれまで見てきた正祖とは違う。24時間の間、最も緊迫した正祖を見せることが出来るはずだ」と抱負を明かした。

「逆鱗」は今年の数々の大作の中でもっとも関心を集める期待作だ。待ち望んでいたヒョンビンの復帰作であり、華麗なキャスティングラインナップ、さらに信頼して見られる制作陣まで三拍子をそろえた。ヒョンビンの自信通りに新しい人物を描けるか注目が集まる。品格が異なる正祖、ヒョンビンそして「逆鱗」がやってくる。

「逆鱗」は朝鮮時代、王になった正祖の暗殺をめぐり殺そうとする者と生かそうとする者、生きなければならない者のすれ違う運命を描いた作品だ。ヒョンビン、チョン・ジェヨン、パク・ソンウン、チョ・ジョンソク、チョ・ジェヒョン、キム・ソンリョン、ハン・ジミン、チョン・ウンチェなどが出演し、MBCドラマ「チェオクの剣」「ベートーベン・ウィルス〜愛と情熱のシンフォニー〜」「キング〜Two Hearts」を演出したイ・ジェギュ監督のスクリーンデビュー作だ。韓国で今月30日に公開される。