新宿駅の複雑な構造を完全再現したRPG「新宿ダンジョン」を実際にプレイしてみました
世界の交通機関の中でも屈指の複雑さを誇っている路線や駅が日本ではあちこちにありますが、特にその中でも最も複雑なものの1つが「新宿駅」です。初めて東京を訪れる人にとって全貌を把握するのが至難の業となっている新宿駅を完全再現してしまったアクションRPGが「新宿ダンジョン」となっており、iOSとAndroid向けにリリースされているので実際にプレイしてみました。
iTunesのApp Storeで配信中のiPhone、iPod touch、iPad 用 新宿ダンジョン
https://itunes.apple.com/jp/app/shinjukudungeon/id650438517
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ueharalabo.ShinjukuDungeon
今回はiOS版の「新宿ダンジョン」をプレイ。まずはApp Storeから「新宿ダンジョン」をインストールします。
インストールが完了したら「新宿ダンジョン」のアイコンをタップして起動。
「ノーマルモード」「フリーモード」という2つのモードから選択でき、今回は東京都庁に隠された伝説の宝石を求めて冒険する「ノーマルモード」をプレイするために「スタート」をタップ。
ゲームは画面左下にある「十字キー」を操作して、主人公を動かすだけのシンプルなゲーム性。
ゲームを少し進めると緑色の星印を発見しました。
主人公を操作して星印に触れると、「『南口』をチェックした!」とメッセージが表示され、現在地が新宿駅の南口であることがわかります。
南口をチェックした後、メニューに今までには表示されていなかった星印が表示されているのでタップすると……
新宿にある各駅のコンプリート率が表示されました。
新宿駅南口をウロウロしていると「小野急 南口改札」に到着。
小野急南口改札にいかにも怪しげな赤いボタンが設置されているので、押してみると……
星をかたどった石版が3枚出現しました。
石版を動かすと宝箱が出現。
宝箱から「緑の切符」を入手しました。これで緑色の改札を通過することが可能。
南口改札まで戻って緑色の改札をオープン。
緑色の改札を抜けたところにある宝箱から「地図」を入手。
入手した地図を見るには十字キーの右側にあるアイコンをタップします。
こちらが新宿駅の地図です。
ゲームの最初の部分では、薄い青色の三角形が道順になっているので、たどっていきます。
階段を降りると新宿駅の1Fホームに到着。
こちらは実際の新宿駅の南口にあるサザンテラスです。
「スタジオマルタ前」はどこかで聞いたことのある名前。
「新宿三丁目駅 丸ノ内線ホーム」など、新宿ダンジョンは新宿駅にある全ての場所を完全に再現しているとのことです。
新宿ダンジョンには少し考えなければ先に進めない仕掛けも用意されていて、パズル的な面白さもあります。
こちらでは一度しか動かせない石版を上手に動かして先に進みます。
中には数字が書かれている石盤が並んだ場所もあり、順番通りに並べると何かいいことが起きそうです。
緑色の物体が道をふさいでいるので、試しに触れてみましたが、何も起こらず戦闘といったアクション要素はないようです。
「新宿駅 北 メトロプロムナード 東側」にはゴーストがウロウロしています。
ゴーストに当たってしまうと……
残念なことに天に召されてしまいます。ただし、主人公が死んでしまっても、そのフロアからやり直すだけで重いペナルティはありませんでした。
針が出たり引っ込んだりする場所はタイミングを見計らって通過しないと、ゴーストに当たったときと同様に死んでしまいます。
まだ入れない場所にカギや赤い切符、クリスタルなどがあり、この先どれくらいの冒険が待ち受けているのか気になるところです。
約1時間ほどプレイした各駅のコンプリート率は以下の通りで、完全クリアにはかなりの時間を要しそう。
「フリーモード」では新宿にある駅を自由に歩くことができます。
ただし、フリーモードではノーマルモードを進めないと入れないエリアにも行けてしまうので、ネタバレをしたくない人は注意が必要です。
新宿にある各駅がプレイ時点のコンプリート率と一緒に表示されます。試しに「新宿駅」をタップ。
新宿駅ある多くの改札の中から「小野急 南連絡口改札」を選んでみます。
これで小野急 南連絡口改札から自由に新宿駅を探索可能になりました。
「新宿ダンジョン」は、「この駅はRPGのマップみたいだな……」という感覚をまさにそのまま具現化しており、新宿に行ったことのない人も行きまくっている人も、ウロウロしまくって冒険することで新しい体験ができるはずです。