ヤンキース入りの田中将大選手、年俸の半分以上は税金に

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米大リーグ、ヤンキースと7年契約を交わした田中将大選手。年俸総額1億5,500万米ドルと巨額の報酬を手に入れる予定ながら、「Americans for Tax. Reform(ATR、全米税制改革協議会)」によると、ざっと試算しただけでも、田中選手の年俸の半分以上は税金として徴収されてしまうとのこと。

ATRによると、ヤンキースでプレイをするということは、ニューヨーク州で連邦税や州税、市税などを合わせて56.1%の税率を払うことになるとか。他の選択肢であったアリゾナ州のダイヤモンドバックスではれば約1300万ドル、イリノイ州のカブスであれば約1200万ドル節約できたとか。

そうした報酬を捨てて田中選手が名門ヤンキースに入ったのも一つの選択肢ではあるものの、そうでない選手もいるもよう。長らくヤンキースでスター選手として活躍していたロビンソン・カノ選手は2013年にシアトル・マリナーズに電撃移籍。

ある報道によると、マリナーズのあるワシントン州は所得税が無いため、カノ選手は4200万ドルの納税分が浮くのだとか。

年俸の損得でなく、あくまでも野球選手として自分自身の成長と刺激を求め、「世界一をつかむ」ためにヤンキース入団を決意した田中選手。これからの活躍に大いに期待したいですね。

参考:Yankee Boodle Dandy
http://nypost.com/2014/01/24/yankee-boodle-dandy/