タイプを知って賢く二日酔いを撃退する方法
二日酔いって本当に辛いですよね。朝の頭痛やだるさ、身体のむくみは、昨晩の楽しかった思い出を半減させてしまいます。二日酔いには朝風呂が良い、お水を飲むと良い、運動が良い…など、色々な解決法が巷にはあふれていますが、一体どれが良いのでしょうか?実は二日酔いにはタイプがあり、タイプにあった解決法を選ばないと逆に二日酔いを悪化させてしまう場合もあるのです。そこで今回は、「タイプ別にみる二日酔いの解決法」をご紹介したいと思います。
(2)水分バランスが崩れているタイプアルコールには、強い浸透作用があります。そのため、体内の水分バランスが崩れ、細胞がむくんだ状態になり頭痛やむくみといった不快な症状が現れます。このタイプは、頭痛や顏のむくみに悩む方が多いのが特徴です。
お水→○お水はアルコールの代謝を助けます。利尿作用もありますから、アルコールを早く体外に排出させる手助けになります。
運動→Xお風呂と同様、運動も汗で体内の水分を消費してしまいますのでNG。
<おススメの食べ物・飲み物>アルコールの分解を助けるグレープフルーツや柿、トマトジュース、肝臓の働きを助けるシジミのお味噌汁やゴマがおススメです。
(2)水分バランスが崩れているタイプお風呂→○アルコールを飲んだ後のお水の飲み過ぎや、寝ている間の抗利尿作用によって体内に余分な水分が溜まっていますので、お風呂に入り汗をかいて水分を排出しましょう!
お水→△体内に余分な水分が溜まっていますので、お水を飲み過ぎることはNG。ただし、紅茶やコーヒーなど利尿作用を高める飲み物、身体の水分バランスを整えるミネラル分の豊富なお茶であれば○。
運動→○身体を動かすことで、血液やリンパの流れが良くなり、細胞内の水分バランスを整える手助けになります。
<おススメの食べ物・飲み物>体内の水分バランスを整える効果のあるミネラル分の多いお茶、梅干しなど塩分が多めのものがおススメです。
(岩田麻奈未/ハウコレ)
■二日酔いの起こる仕組み
アルコールが肝臓で分解される過程でアセトアルデヒドという物質が発生します。このアセトアルデヒドがいつまでも分解されずに体内に残っていると、頭痛や吐き気といった悪酔いの原因となります。また、アルコールを代謝する際には水が必要です。そのため、体内の水分バランスが崩れ、むくみなどの不快な症状を引き起こします。■二日酔いの2つのタイプ
(1)まだ酔っているタイプアルコールが、分解しきれずまだ体内に残っていて、頭痛や吐き気、怠さといった二日酔いの不快な症状を引き起こすアセトアルデヒドも体内に残っています。このタイプの方は、いつまでもお酒臭いのが特徴です。(2)水分バランスが崩れているタイプアルコールには、強い浸透作用があります。そのため、体内の水分バランスが崩れ、細胞がむくんだ状態になり頭痛やむくみといった不快な症状が現れます。このタイプは、頭痛や顏のむくみに悩む方が多いのが特徴です。
■タイプ別に見る解消法
(1)まだ酔っているタイプお風呂→Xお風呂に入って出るのはアルコールではなく汗。アルコールの分解には水が必要ですから、汗をかいて体内の水分を消費してしまうのはNG。お水→○お水はアルコールの代謝を助けます。利尿作用もありますから、アルコールを早く体外に排出させる手助けになります。
運動→Xお風呂と同様、運動も汗で体内の水分を消費してしまいますのでNG。
<おススメの食べ物・飲み物>アルコールの分解を助けるグレープフルーツや柿、トマトジュース、肝臓の働きを助けるシジミのお味噌汁やゴマがおススメです。
(2)水分バランスが崩れているタイプお風呂→○アルコールを飲んだ後のお水の飲み過ぎや、寝ている間の抗利尿作用によって体内に余分な水分が溜まっていますので、お風呂に入り汗をかいて水分を排出しましょう!
お水→△体内に余分な水分が溜まっていますので、お水を飲み過ぎることはNG。ただし、紅茶やコーヒーなど利尿作用を高める飲み物、身体の水分バランスを整えるミネラル分の豊富なお茶であれば○。
運動→○身体を動かすことで、血液やリンパの流れが良くなり、細胞内の水分バランスを整える手助けになります。
<おススメの食べ物・飲み物>体内の水分バランスを整える効果のあるミネラル分の多いお茶、梅干しなど塩分が多めのものがおススメです。
■終わりに
肝臓のアルコール分解能力は個人差がありますが、お酒に強い方でもビール1缶のアルコールが完全に分解されるまでに2〜3時間かかると言われていますから、ご自分の適量を知って飲むことも大切です。二日酔いで顏がバンパン!お酒臭い!なんて、美肌も美ボディも台無しですよね。ちょっと飲み過ぎたかな?と思った翌朝は、いつもより早く起きて二日酔い対策をしてから出勤しましょう!(岩田麻奈未/ハウコレ)